新卒時は県外に就職しました。生まれ育った地域に戻って仕事がしたいと思い、長崎にUターン。これまでに培った経験を活かせる会社を探した結果、機電プラント工事と出合いました。
同じ組織内でも先輩と後輩、育ってきた時代が違うと、考え方も違うということは多々あります。そうした違いを乗り越えながら、僕たち社員は、同じ目標に向かって歩んでいるという実感があります。みんなが同じ目線で物事を見ることができているのは、我々の強みです。

建設業界は「３K」と言われます。もちろん、その通りのことも多いです。
ただ、自分たちで手がけたことが完成し、目の前で稼働していく様子を見ると、これ以上ない達成感があるのは、間違いない事実。この達成感は、自分一人だけでなく、一緒に仕事したみんなと共有できるものです。それが、僕たちの仕事の醍醐味だと思っています。
この達成感は、実際に体験してみないと分からない境地です。暑い日に作業を終えて、木陰で食べるかき氷は、たまらなくおいしい。「若い力で社会を作り上げている」という実感を、みんなで味わっています。

現場作業において、すぐに大きな成長を遂げることは難しいかもしれません。
何事も経験に勝るものはありませんが、自分も一人の先輩として、後輩が少しでも大きな一歩を踏めるよう、アドバイスをしていきたい。それぞれの個性に合ったキャリアを見つけ、適材適所で仕事を任せられるよう心がけています。
つい「自分で作業した方が早い」と思ってしまいがちですが、それは「自分の怠慢」。いつもそう自分自身に言い聞かせています。だから後輩には、なるべく自分の手でやらせてみることを大切にしています。
時代の変化は、その時代の人たちが作るもの。新しい目線で、新しい考え方を創造していけたらと思っています。